Home > CLASSIC情報 > 9/11(木)エソテリック2タイトル入荷致しました!

9/11(木)エソテリック2タイトル入荷致しました!

  • 2014-09-11
  • CLASSIC情報
  • Bookmark and Share

【2014年9月10日発売】 待望のSACD化! シェリングによる至高の名盤がESOTERICから登場

2014.08.26


■待望のSACD化! 至高の名盤がESOTERICから登場■

品番:ESSD-90105
仕様:SACDハイブリッド
価格:3,143円+消費税(税込み3,394円)
レーベル:英DECCA
音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社

SACD 2チャンネル・ステレオ(マルチなし)
美麗デジパック仕様


■厳しい造形感覚に支えられた高潔な音楽美

 20世紀が輩出した数々のヴァイオリニストの中でも、最も高潔な音楽美を追求した巨匠として知られるのが、ポーランド生まれでメキシコに帰化したヘンリク・シェリングといえるでしょう。

レオポルド・アウアー門下のモーリス・フレンケル、ブロンイスラフ・フーベルマン、そしてカール・フレッシュら名だたる名ヴァイオリニストに師事し、ヨーロッパのヴァイオリン演奏の王道を身につけた正統派ですが、第2次大戦中にはナチスの侵攻を避けてメキシコに渡り、人道主義的な活動に身を投じるなど、通常の音楽家とは異なるユニークな経歴の持ち主です。第2次大戦後にメキシコを訪れたルービンシュタインによって「再発見」され、その紹介によって再びその名を知られるようになり、以後世界的な演奏活動を行うようになりました。

 ヴァイオリンという楽器の持つ艶やかさや華麗な技巧を表面に出さず、主観を排し厳しい造形感覚と確かな様式感を持って音楽の本質に肉薄するシェリングの演奏は、20世紀後半のヴァイオリン演奏の本流の一つとして高く評価されています。

 ■最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現

シェリングは1950年代からフランス・コロンビアに録音を開始し、その後、1960年代前半はRCA、1960年代中盤はマーキュリー、そして1960年代後半以降はフィリップスとメジャー・レーベルをオーバーラップしつつ幾多の録音を残しています。中でも、フィリップス・レーベルには1960年代後半から1970年代にかけてバッハからポンセまで、協奏曲・室内楽曲・独奏曲をカバーする幅広いレパートリーにおいて、その最円熟期の芸術を刻み込んでいて、アルトゥール・グリュミオーと並んで同レーベルの代表的なヴァイオリニストと位置付けられていました。

 今回世界で初めて(*)Super Audio CDハイブリッド化されるのは、1973年に録音されたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に、その2年前に録音された「ロマンス」2曲を加えたものです。

 

*2014年8月現在

 

■シェリングが辿りついた究極のベートーヴェン解釈

 
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータやブラームスのヴァイオリン協奏曲と並んで、シェリングのトレードマークとでもいうべき重要なレパートリーで、生涯に3度の正規録音を残している点でも同じです。シェリングは、まずモノラル時代に1952年頃にティボー指揮パリ音楽院管と最初の録音をフランス・コロンビアに行ない、さらに1965年にはマーキュリーにS=イッセルシュテット指揮ロンドン響と2度目の録音を行なっています。

 そして当アルバムの1973年フィップス録音は、シェリングにとって3回目の録音となったもので、共演はベルナルト・ハイティンク指揮するロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団です。3種類の録音は作品への基本的なアプローチは共通していますが、年代を追うごとに円熟味を増し、厳格さと洗練の度合いのバランスが自然になっています。2度目のマーキュリー録音もこの作品の本質をストイックなまでにストレートに表出した名演として高く評価されていますが、この3度目のフィリップス録音はその2度目の録音の特質を保ちつつ、音楽の深みと柔軟さを獲得している点が聴きものです。いわば2度目にしてシェリングが辿りついた究極のベートーヴェン解釈といえるでしょう。カデンツァはヨアヒム作のものをそのまま使用しています。

 

■コンセルトヘボウの深々とした空気感を味わえる優秀録音

 共演のハイティンクとコンセルトヘボウも当時フィリップス・レーベルの根幹アーティストでした。この録音と同時期にブラームスやメンデルスゾーン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の録音でもシェリングと共演しています。

 どっしりとした低音パートに支えられた厚みのある弦楽パート、パートごとに個性的な色どりを放つ木管パート、そして随所にアクセントを添える存在感のあるティンパニなど、名門コンセルトヘボウ管らしい暖かみのある音色がシェリングのヴァイオリンを包み込んでいます。世界屈指の名ホールとして知られるアムステルダム・コンセルトヘボウの大ホールに美しく響きわたるシェリングのソロとコンセルトヘボウのサウンドを余すところなく捉えた優秀録音でもあります。

 プロデュースを担当したのは、当時フィリップスのメイン・プロデューサー~エンジニアだったフォルカー・シュトラウス(1936~2002)。アナログ時代の全盛期からデジタル時代まで、マルチ・マイクのテクニックを駆使しながら、音楽的な充実感のあるサウンドを創り続けた名プロデューサー/エンジニアで、シェリングやハイティンク、アラウ、コリン・デイヴィスなど、当時のフィリップス・レーベルのメイン・アーティストの録音を多数手がけています。コンセルトヘボウの空気感を伴うマスの響きの美しさやスケール感と、ヴァイオリン独奏や木管のソロなどのディテール感を両立させており、LP時代初期の1950年代からこのホールで録音を行い、響きの特質やマイクロフォンのベスト・ポジションを知り尽くしたフィリップスならではノウハウが投入された名録音です。

 今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまでのエソテリック企画同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整されたエソテリック・ブランドの最高級機材を投入、また同社のMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、貴重な音楽情報を余すところなくディスク化することができました。 

(ESOTERIC)
 

【2014年9月10日発売】 クイケン兄弟らが奏でるオリジナル楽器による練達のアンサンブル

2014.08.26

品番:ESSK-90106
仕様:SACDハイブリッド
価格:3,143円+消費税(税込み3,394円)
レーベル:ACCENT
音源提供:キングインターナショナル

DSDリマスタリング
SACD 2チャンネル・ステレオ(マルチなし)
美麗デジパック仕様

【演奏】

バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
ルーシー・ファン・デール(ヴィオラ)
ヴィーラント・クイケン(チェロ)

【録音】

1982年3月
ボーフェ教会(フランス)



■20世紀後半のクラシック音楽界を席巻した、オリジナル楽器演奏の美しい規範

 

20世紀前半にその萌芽を見たオリジナル楽器演奏の思潮は、さらに第2次大戦後ヨーロッパを中心に発達したバロック音楽への研究の進化や興味の拡大とともに、1960年代からはグスタフ・レオンハルト、ニコラウス・アーノンクール、フランス・ブリュッヘンといった音楽家たちによって牽引され、急速に開花していきました。作曲家がその作品を書いたときに想定したであろう楽器やその復元コピーを使用し、当時の演奏法を研究して、実際の演奏に採り入れることで、作曲者が望んだ響きを再現する、ということを目的に、それまで19世紀ロマン派を通過した様式で演奏されていた作品のイメージを一新させ、作品解釈の多様性とその新たな方向性を打ち出すことになったのでした。

 

そうした思潮を、レオンハルトやブリュッヘンとともに支えたのがベルギーのクイケン三兄弟です。長男ヴィーラント(1938年生まれ)はヴィオラ・ダ・ガンバを、次男シギスヴァルト(1944年生まれ)はヴァイオリンを、そして三男バルトルド(1949年生まれ)はフルート・トラヴェルソとブロックフレーテを学び、三人を核にしたアラリウス・アンサンブルを結成する傍ら、レオンハルトやブリュッヘンらと共演を重ね、ベルギーやオランダのアンサンブルに参加。さらに後進の指導にもあたることで、オリジナル楽器という演奏活動をより大きくすることに貢献してきています。

 

■オリジナル楽器演奏の普及に貢献した、アクサン・レーベル登場

 

オリジナル楽器演奏は、テレフンケンのダス・アルテ・ヴェルク、ドイツ・グラモフォンのアルヒーフなど、メジャーのレコード会社の中でオリジナル楽器演奏を専門的に扱うレーベルによって続々と録音され、折しも普及し始めていたLPレコードやステレオ再生の普及の勢いにも乗って、幅広い音楽ファンに聴かれるようになりました。

 

こうしたいわば「オリジナル楽器ブーム」の中で、フランスとドイツのハルモニア・ムンディを筆頭に、個人創業のレーベルがその役割をより大きく担うようになっていきました。そうした成果の一つが、1978年、アンドレアス&アデールハイド・グラット夫妻によってベルギーに設立されたアクサン・レーベルです。

 

アンドレアスはもともとオリジナル楽器をもとにその忠実なレプリカを制作する楽器制作家の草分け的な存在で、フラウト・トラヴェルソやリコーダーのレプリカ制作で知られていました。グラット夫妻は、設立当初からオリジナル楽器演奏による古典派以前の作曲家の作品に焦点を当て、クイケン兄弟のほか、ルネ・ヤーコブス、コンラート・ユングヘーネル、エリック・ヴァン・ネーヴェルなど、オリジナル楽器演奏の第2世代とでもいうべき演奏家を積極的に起用して、録音制作を行いました。

 

アデールハイドがプロデューサー、アンドレアスがエンジニアを担当、録音場所にはオランダやベルギー、フランスなどの響きのよい教会を選び、それらの美しく自然なアコースティックを生かし、最小限のマイク・セッティングで、優れた音質の録音を次々と世に送り出しました。薄黄色の背景にヨーロッパの絵画をレイアウトし、茶色の文字でタイトルを記しただけのシンプルなデザインによるアクサンのアルバムは、瞬く間に名録音のトレードマークと認識されるようになりました。

 

■クイケン三兄弟によるアクサン・レーベル随一の名盤

 

このモーツァルトのフルート四重奏曲は、レーベル創設4年目の1982年に録音されたもので、発売当初から、その演奏の見事さと録音の美しさが高く評価されてきた名盤です。現在では、「オリジナル楽器」というレッテルを貼らずとも、モーツァルトのフルート四重奏曲の理想的な名盤としてあげられるアルバムです。

 

トラヴェルソのバルトルドのヴィブラートを排した古雅で清澄な響き、それと絶妙に絡み合う弦楽パートの練達の演奏は、まさに室内アンサブルの極点ともいうべき美しさを誇っています。バルトルドは1975年にコレギウム・アウレウム合奏団のメンバーとともにドイツ・ハルモニア・ムンディにこれらの作品の最初の録音を残していますが、このアクサン盤で聴くことのできる、練りに練られながらも自然体を崩さない演奏は、旧盤とは別次元のクオリティに到達した名演奏というべき存在です。

 

■最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現

 

録音はボーフェ教会という場所で行われました。アクサン・レーベルの特徴である、教会の響きを生かしながらも、決してその響きにのまれない音作りは、クイケン兄弟の丁寧な音楽作りを引き立たせています。

 

今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまでのエソテリック企画同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整されたエソテリック・ブランドの最高級機材を投入、また同社のMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、貴重な音楽情報を余すところなくディスク化することができました。

 



■『実に感興溢れる演奏で、時の経つのを忘れさせる』

 

「クイケン3兄弟にファン・デールが加わったオリジナル楽器による演奏は、きわめて新鮮な魅力が満ち溢れていてすばらしい。フラウト・トラヴェルソと3つの弦楽器が織りなす響きの美しさは、まさに古楽器ならではのしっとりした落ち着きのあるうるおいをたたえていて、ギャラントという言葉がぴったりである。とりわけ緩徐楽章の豊かなニュアンスをたたえた表現が素晴らしく、またアレグロのはつらつとした生気も見事というほかない。」

(浅里公三、『レコード芸術別冊・クラシック・レコード・ブックVOL.5室内楽曲編』、1986年)

 

「オリジナル楽器で、しかもその奏法を完全に手中にした名人たちの手にかかると、音楽はまるで、われわれのまわりを漂っている空気のごとく、これほども自然で人の気持ちに和むインティメイトな存在になるということを証明しているような演奏。この演奏を耳にしていると、モーツァルトが一歩も二歩もこちらに近づいてきてくれているような印象を受ける。見事な腕を持ちながら、これ見よがしでない自然さを感じさせるバルトルドのトラヴェルソが素晴らしい。」

(中村孝義、『レコード芸術別冊クラシック名盤大全・室内楽編』、1993年)

 

「野に咲く草花の美しさにふと目覚めたかのような初々しい感動に浸らせてくれる演奏である。フラウト・トラヴェルソのバルトルドを中心に、クイケン兄弟たちがアンサンブルを聴かせているが、醸し出される穏やかで晴れやかな調べは、何ものにも代えがたい喜びに聴き手を誘う。古楽器ならではの音色の優雅さ、フレージングのしなやかさに加えて、この録音には演奏家と聴き手を隔てない不思議な音の水のような浸透感があり、それがモーツァルトの輪の中で聴き手を憩わせる魅力を湛えている。」

(諸石幸生、『レコード芸術別冊クラシック不滅の名盤800』、1997年)

(以上、ESOTERIC)


■お問い合わせはお気軽にどうぞ♪
ディスクユニオン横浜関内店
〒231-0014 横浜市中区常盤町4-45 アートビル2F(1F スターバックス)
TEL:045-661-1541
買取専用フリーダイヤル:0120-231-543
E-MAIL:dy@diskunion.co.jp
営業時間:11:00~20:00

友だち追加数

Home > CLASSIC情報 > 9/11(木)エソテリック2タイトル入荷致しました!

diskunion各店最新情報
他店舗ブログ
横浜西口店
町田店

★主なジャズ取扱店ブログ
新宿ジャズ館
JAZZ TOKYO
渋谷JAZZ/RARE GROOVE館
吉祥寺ジャズ&クラシック館
神保町ジャズ館
ACCESS TOOL

Page Top